2010/11/18 (Thu) もみじ、急逝

このカテゴリはまだ作りたくはなかったのですが、もみじ坊やが急逝したので
作らざるを得ない状態となってしまいました。

火曜深夜、17日水曜の午前2時に授乳した時は、勢いよくミルクを飲んでいた、もみじ坊や。
ところが、朝7時半に朝のチェックに行くと、ペットシーツに便を散らしてぐったりしています。

急いで病院に連れて行った所、体重が175gまで激減しており、呼吸がゆっくりとしており、
カゼのウィルスが肺で炎症を起こしているような症状を示しているとのご指摘を受け、
危ない状態なので、栄養剤、抗生物質、消炎剤の注射をして、そのまま入院させる事となりました。

ちょうど車を置きに自宅へ戻る寸前、自力呼吸が難しくなったため、酸素吸引を始めたとの
ご連絡をいただきました。

そして、午後1時過ぎ、会社の電話が鳴り、先生から、先刻、眠るように息を引き取ったとの
ご連絡をいただきました。電話がかかってきた時間と、病院の番号を覚えていたわたくしは、
その電話がそうであろうと、受話器を取る前から予想できました。

快方に向かっているとの電話ならよかったのだけど。とも思っていましたが、
世の中そうそんなにうまくいくものではないこともわかっています。

15日月曜の初診でも、発育不良（通常、歯が生え始めた3週間前後で、200gは軽すぎる）や、
目やに、鼻水の跡など、色々と小さい体には重過ぎるハンディキャップがあったのかもしれません。

それでも、わたくしたちに出来る事はまだあったのではないかと、悔やむ気持ちがあります。
生きようとしている命を、何とかして延ばす事が出来ればと思います。
夕刻、仕事にひと段落ついた後、病院へ遺体を引き取りに行った時も、先生は同じような事を
おっしゃっていました。

ともあれ、昨日のうちに葬儀の手配をしておいたので、今頃、もみじ坊やの魂は煙となって天に昇り、
亡骸はお骨となって残り続けることになります。
葬儀を早くするのは、遺体から離れた菌やウィルスが、他のみんなに感染する事を防ぐのと、
わたくしたちが気持ちを引っ張られないため、すぐに終わらせる必要があったからです。

彼の一生を応援してくださった、すべての皆様に、御礼申し上げます。