2012/03/10 (Sat) ポンとみそちゃん、緊急検診

すでに書いた通り今日は朝一で、ポンとみそちゃんをかかりつけの病院へ連れて行きました。

6時半にみそちゃんを連れて家を出て、事務所でポンの排泄介助と採尿、採便をしてから
向かいました。病院に到着したのは8時半です。
帰りが遅くなると道が込んで時間がかかり、みんなの負担が大きくなるので、
なるべく一番目に診察を受けられるようにしています。

まずはポンから診ていただきました。
体重：4.6kg、体温36.5℃。前回の検診より体重がかなり減っていたのと、
体温が低かった事を考慮して、血液検査を受けました。
(前回の検診が一年以上前だったので、体重が徐々に減っていたことはお話しました)

それ以外の触診、聴診では異常は見られないとの所見でした。
血液も、若干ヘマトクリットの値が低く貧血の気が見られました。
あとは前回同様に尿素窒素の値が高くて、腎臓も良い状態ではありません。
ただ、それ以外の数値は安全圏だったので、特に治療は必要ないとの事でした。
検便は全く問題なし。検尿は比重が1.014と低く(標準で1.040)、やはり腎臓が
弱っている事を示していましたが、phは5と安定しており、潜血やストラバイト結晶も
見当たらないと言う事で、無事に診療を終了しました。
念のため、これからは3ヶ月に一度は尿検査をして、経過を観察しようとの事です。

個人的な予想なのですが、どうも、この不調は寒さから来る低体温のせいではないかと
考えています。帰り道も、ポンは泣きじゃくってキャリーをかきむしっていました。
手を入れて撫でると、ちょっと冷えた感じがしたので、多分そうではないかと思っています。
とりあえず、ホカペをしっかり入れて、温かいスープご飯を食べさせて、
食欲の確認と温度保持の対策をして帰りました。

一番怖いのは、食事と水を取らなくなる事。
後述の3歳も年上な、みそちゃんよりも腎臓の数値が良くない事に驚きつつ、
これからはポンちゃんの動向一つ一つを注視して、異常が見られたら即病院、また、
ポンちゃんが出すシグナルを、もっと的確に素早く受け取らなければと再認識しました。





ご心配をおかけいたしました。




一方のみそちゃんも、そろそろ検診をしておきたかったのでちょうど良かったです。
体重：3.62kg、体温36.9℃。ポンと同様に、体温は外気温が低いので、
その影響で多少低いのだろうと言うことでした。触診、聴診は全く異常なし。
昨晩、大泣きされながら搾り取った尿の数値は、比重が1.020、ph5、
潜血とストラバイト結晶は無し。腎臓サポートスペシャルを食べさせて対応すれば
腎機能低下も特に気にしすぎることは無いだろうと言う結果でした。
特に、いつもは多少見られた潜血が無かったので、状況はいいのかもしれません。
前回の負傷で傷ついた所を確認された時は興奮してフシャー！と唸っていました。

今年で14歳になるみそちゃん。最近はたみこたのphコントロールを食べる事無く
きちんと腎サポを要求して食べています。状況に応じて自己管理をしているのだなと
感心してしまいます。長生きすることが親孝行。それをよくわかっている子だと
思います。しかしながら、それに頼り切らず、こちらからも積極的に色々と確認をして
注意していきたいと考えています。



行き帰りともに、キャリーの中でとても大人しくしていました。




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