2012/04/09 (Mon) こだわりのおひざ椅子

父の事務所用椅子が壊れました。
普段から長時間仕事をする事が多く、椅子で仮眠を取る事もあるので、
ロッキングするハイバックチェアを使用しています。

ところが、父は身長181cm、体重は91kgとかなりの巨躯です。
ロッキングでこの重量を掛けられた椅子はたまったものではありません。
大体1年くらいで背もたれがバカになってしまうか、留め金の
根元が折れてしまいます。また、クッション部分も重さに負けて
すぐにヘタってくるので、心材にお尻やモモ裏が触れて痛くなってきます。

今回は、荷重の一部を支えている肘掛が折れて、脚部のキャスターが1本
脱落してしまい、さらにもう1本が途中から折れてしまいました。
クッション部分はぼろぼろで、一部は革張りが剥れて中がむき出しになっています。
壊れる直前は、座っていると腰が痛くなってきていました。

そこで、新しい椅子を調達しているのですが、ホームセンターや家具店には
丁度いいものがないので、ネットで手配する事になりました。
そのため、納入に時間がかかるので、今日は事務所備え付けの事務椅子を使っています。


前置きが長くなりましたが、本題はコチラ。


この椅子問題で、ポンちゃんが不満を言っています。
この事務椅子は、普段使用しているハイバックチェアより座面が高いので、
ポンちゃんの社長椅子からは、丁度わたくしのモモ一本分高くなっています。
足腰が弱いポンちゃんにとって、この段差はかなりイヤなのでしょう。
また、ポンちゃんは高さに結構こだわりがあって、椅子の座面50cm以上の
高さを嫌います。足腰の弱さからくる、防御本能みたいなものでしょうか。





高い･･･とアピールするような顔。

たった10cmの違いですが、譲る気はないようです。



また、事務椅子は直立で座らないといけないので、リクライニングする
ハイバックに比べて、おひざの面積が小さくなります。
おひざにこだわりを持っているポンちゃんは、今日はぜんぜん乗ってくれません。
午前中に2回ほど乗ってくれましたが、すぐに降りてしまいました。






このお膝は高くて狭いからイヤです。と言いたそうな顔。



いや、確かに乗ってこない方が仕事ははかどるのですが、乗れないのはかわいそうなどと
思ってしまうわたくしがいます。最近は特にダメですね、ポンちゃんに甘い甘い。

そう思っていたら、我慢できなかったようで、夕方から結構乗ってきます。
ただ、座面が狭くて寝る事が出来ないため、ひたすらお座りをして、
我慢のおひざとなっております。






我慢のおひざ・・・。腰が痛い父さんも我慢です。







この事務椅子はお気に召さないご様子。





だったら父がポンちゃんの社長椅子に座ればいいじゃないかと思うでしょうが、
ポンちゃん椅子、既にわたくしの酷使で背もたれの支えが片方折れています。
背もたれの荷重に弱いタイプで、座面のクッションなどが
へたる前に折れてしまったので、そのままポンちゃん用に使っているんです。
ポンちゃんは寄っかかったりロッキングはしないので、使用に影響はありません。



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